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はじめに

　このサイトは高校受験のための社会科教室です。主に中学３年の受験生対象ということになりますが，受験に向けてという点では中１・２年生も大歓迎です。しかし入試問題に焦点を当てているため，必ずしも中間・期末テストなどの定期テストに役立つとは限りませんのでその点は御了承下さい。
　また私は社会科の各分野における研究者・専門家(科学者・歴史家・法律家)ではありません。このサイトはさまざまな「説」や「論」の是非，研究の場として深めていこうとするものではなく，あくまでも受験に主眼を置いていることをお断りしておきます。

　私には今でも足元にも及ばないと尊敬する社会の先生が二人います。かつて私のような若造をご指導下さった三嶋先生と木村先生にこの場を借りてお礼を申し上げます。長らくお会いしておりませんが，お二人とも今もどこかの教壇に立たれていることと思います。短い年数でしたが，お二人に学んだ私は幸運というほかありません。また現在，お二人に学ばれている生徒さんもそうでしょう。私がお二人から学んだように，私もこれまで掌の中でそっとあたためてきたものを少しでも伝えたいとこのサイトを開設しました。このサイトが受験生の合格や将来に，そして高校入試社会科の受験指導者をめざす若者に，少しでも役立てられれば幸いです。

こんな人はいませんか？

◎入試科目に社会科があるのに苦手教科だから今まで勉強をしてこなかった。
◎学校の授業だけでは不十分だけど，近くに通える塾がない。
◎通っている塾では社会の授業がない。あっても定期テスト対策前や期間限定の集中講座だけ。
◎塾に社会の授業はあるけれど，他教科とのかけもちで専門の先生がいない。
◎塾では教科書・テキストやプリントの内容をそのまま話しているだけの授業。
◎参考書を買ったけどどこまでおぼえたらいいの？
◎一問一答形式で覚えたけれども，実力テストや模擬試験では点数が上がらない。
◎難関校を志望しているけれど，どのぐらいの知識が必要なのかわからない。

このサイトでは各自のレベルにあわせて，必要な知識と問題の考え方やおぼえ方を紹介していきます。

このサイトの構成

１．基礎編
　公立高校の問題で50％～60％の正解を目標とする苦手な人向けです。語句レベルも全国の公立高校の入試問題で出題率の高いものに絞り，点数を確実に取るためのポイントや語句を紹介していきます。中堅クラスの私学の問題にも対応できます。
　基礎編では重要事項を「赤色」表記，さらに応用編にステップアップするための大切な事項には「紫色」表記をしています。

２．応用編
　公立高校の問題で70％～90％以上の正解を目指す人。地域上位の公立・私学を意識しています。点差をつけるポイント・語句を紹介していきます。
　基礎編レベルで80～90％以上の語彙・理解度がある人はこのレベルに進みましょう。 応用編では重要事項を「赤色」表記，さらに発展編にステップアップするための大切な事項には「紫色」表記をしています。

３．発展編
　全国レベルの国立・私学難関校を目指す人向けです。高いレベルの語句の紹介や考え方をお話していきます。具体的には駿台公開模試の偏差値で60以上，旺文社「全国高校入試問題正解」に掲載されている国立・私立を目標とする人向けです。
　応用レベルで80～90％以上の語彙・理解度がある人はこのレベルに進みましょう。発展編では「赤色」表記の重要事項にほか，さらに高度な内容は「紫色」表記で区別してあります。最難関校を除けば，発展レベルは「赤色」表記だけでも十分ですが，社会に自身のある人やさらに上を目指したい人は「紫色」表記にチャレンジしてみて下さい。「紫」はいわば「高校への社会」です。

※応用編は基礎編を，発展編は基礎編と応用編を土台にしていますので，どのレベルからはじめる人も一度基礎編から一読することをお勧めします。

表記について

　旧字体などについて一部ホームページ上で正しく表記されない場合があります。ご了承ください。
　海外の地名・人名は教科書・地図帳に記載しているものを原則として使用していますが，特別に必要な場合は必要な箇所において(　　)内に別称を表記します。また中国・朝鮮半島の歴史的地名・人名は原則日本語の音読み表記とさせていただき，必要な箇所において（　　）内に別途表記します。

ご利用について

・問い合わせページにて当サイトの要点をまとめた「要点整理」をPDFファイルで販売させていただきます。購入を希望される方は無料サンプルをご覧になった上で，問い合わせページで。購入されたプリントは，個人使用に限り自由に利用していただいて結構です。

・リンクは自由です。

プライバシーについて

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